先日、４才児を施術しました♪

先日、お母さんから４歳の息子さんのことでご相談をいただきました。
内容は、お兄ちゃんに比べ体が硬く、走り方などもバランスが悪い。運動神経の違いかな？と思ったりもするが、ストレッチをしようとすると、太もも裏あたりが痛いらしく、我慢できずに嫌がるので、一度見てもらえませんか？とのこと。

健診などでは特に異常は見られないとのことで、お役に立てるか半信半疑でしたが、来ていただくことにしました。

筋膜の状態をチェックしてみると、仙腸関節や股関節周囲に癒着と思われる制限が感じられ、太もも裏側（大腿二頭筋）や骨盤周りの筋肉に硬さ（攣縮）がありました。おそらく日常の遊びの中で転んだり尻もちをついたりした時に、炎症や内出血が起こり、そこから筋膜の癒着が広がったのでは？と推測しますが、正確な原因は正直わかりません！
癒着をはがし、硬かった筋肉が弛むと、元気に動き回ってもう触らせてもらえませんでした^^;
お母さんとも相談して、経過をみていくことにしましたが、貴重な経験をさせていただいたと感謝しております！

なぜ、このブログを書いたかというと…

小さな子供は自分に起きている変化を、親を含めた他の大人に正確に伝えることができない場合が非常に多いのでは？と感じたからです。もしかしたら本人も気づいていないかも？！周りの大人が小さな変化に気づいてあげることが大事です！ちょっとしたケガや打撲は日常茶飯事だと思いますが、どうしてケガしたのか、優しくじっくり聞いてあげることも大事かと思います。

走り方やバランス・柔軟性など、何か違和感を感じる時は、一度筋膜の状態をチェックしてみることをオススメします！お母さんとのやり取りの中に、とても大切なことが含まれていると思いましたので、一部を掲載させていただきました。参考にしていただけますと幸いです♪